フォンドロイド--通称『ポケコン』の普及により、拡張現実が身近な存在となった近未来の種子島。
そんな島にある中央種子島高校『ロボット研究部』は廃部の危機に直面していた。
2名しかいない部員の一人で主人公の"八汐海翔"は、こんな状況でも「ロボ部」に興味を示さず、
ひたすらロボット格闘ゲームに夢中。
そんな海翔を尻目に、猪突猛進のダメ部長"瀬乃宮あき穂"は「巨大ロボット完成」を目標に、
目下の危機である廃部を避けるべく奮闘していた。
そんなある日、海翔はひょんなことから「君島レポート」なるA.R.アノテーションを発見する。
そこには"君島コウ"という男による、世界を巻き込む陰謀の告発が記されていた。
ROBOTICS;NOTES (通常版)
新品 ¥ 2,959より 中古品 ¥ 1,400より
アニメ化前提のゲームデザインがゲームという様式特有の表現特性を損なってます
ゲームは章立てとなっており、トリガによってルート分岐するシステムは前作(シュタインズ・ゲート)同様ですが、アニメ化前提のためか、サブヒロインルートがメインヒロインルートの時系列の途中、という位置づけになっており、マルチエンディングである必然性は感じられません。
ここまでするならいっそ、既存のエロゲー/ギャルゲーのゲームデザインの文脈から脱却してもよかったのではないでしょうか。
あき穂以外のサブヒロインは、それなりにキャラクターが立っているのにも関わらず各サブヒロインとの個別エピソードに対する印象が希薄であり、結果的にサブヒロインの魅力を損なっています。この構造上の問題を解決できなかったのは残念です。
思っていたよりか面白い
カオヘ、シュタゲ、共にクリア済みです。
今、7章にはいったところです。
最初は、ここでのレビューなどで、評判が良くなかったので、不安だったのですが、今のところは予想以上に面白い。
確かに、最初のほうは前作2作の雰囲気とは違い、すごい青春している感じでした。なので、この部分では、前作からのファンの方々からは、不満があるのかもしれません。ですが、中盤あたりからは、カオヘの話が関係してきたり、今までの雰囲気も出てきます。
最後までやってないので、これ以上は、今のところわかりません。
システム面では、個人的に、ツイぽは、とても面白いと思います。条件次第では、前作までのキャラの現状がわかるので、ファンサービスみたいでうれしいです。特に、現在のタクが(笑)
他にも、主人公は、前2作の主人公のキャラの濃さに比べると、確かにあまり印象に残らない感じはあるが嫌いではない。ヒロインは今までで、一番好きかも知れない。
なので、主人公とヒロインの好き嫌いは、人によって別れると思う。
ロボットアニメが好きな人にはぜひお勧めしたい。
結論としては、良くも悪くも一般向けになっているという印象です。前作までの毒々しさなどは、減りましたが、先ほども書いたとおり、さわやかさが、その分増しています。
来週からアニメが始まるので、興味がある方はそれを見てからでも判断してください。
次回作では、また渋谷に舞台が戻るらしいので、そちらにも期待したいです。
前作とは別モノと割り切ってのプレイが必要
ロボット格闘ゲームに夢中な主人公(八汐海翔)とロボット研究部の部長(瀬乃宮あき穂)。
二人だけのロボ部だが、海翔はゲームをやってばかりで非協力的。
一方、あき穂は「巨大ロボット完成」を目標に奮闘するも空回りばかり。
そんな中、海翔は「君島レポート」なる文書を発見。そこには世界を巻き込む陰謀の告発が示されていた・・・。という感じで始まるお話。
序盤は結構楽しいのですが、肝心の陰謀論の部分がダラダラと展開して、あまりのめりこめませんでした。
また、やる気の無い主人公や、空手少女の言動にイライラさせられたのもマイナスポイント。
新システムの「ポケコン」を使ってリツイートすることでストーリーが分岐しますが、攻略サイトを見ずにルートを探索するのはかなり苦痛だと思います。
ストーリーに勢いがなく、シリーズ前作にあたるSTEINS;GATEをプレイした人が同じクオリティを求めて購入すると多分ガッカリするので、「別のゲーム」と割り切ってプレイする必要があります。
とはいえ、ヒロインの猪突猛進ぶりは微笑ましいし、色々と新しい手法に挑戦していることや、かなりのボリュームがあることなどを考慮して★3としました。